実物車両を使用した本格的列車運転シミュレータ

車両の経歴

 AT-301は1964年に国鉄キハ30 18号車として製造され、川越線や八高線で活躍していました。
 1996年にJRで廃車になった後、日本初の自走式トロッコ車両に改造され、1999年から会津鉄道で"會津浪漫号"として運転を開始しました。

 10年間にわたり運行を続けてきましたが、老朽化のため2009年11月20日で定期運行を終了し、現在は会津鉄道 芦ノ牧温泉駅に保存されています。

車内のようす

タブレット閉塞器

 2012年9月まで只見線で実際に使用されていたタブレット閉塞器が保存されています。

 “タブレット閉塞”とは列車同士が衝突しないための仕組みです。タブレットを持った列車以外は駅間に進入できない決まりを作ることにより、列車同士が衝突することを防いでいます。
 タブレット閉塞器は、駅同士で連絡を取り合い、その駅間でタブレットを1枚だけ取り出せるようにした装置です。
 近年は自動閉塞化が進み、タブレット閉塞器はほとんど見ることができなくなりました。
 芦ノ牧温泉駅で保存されているタブレット閉塞器はJR只見線 会津坂下~会津宮下間で使われていたもので、実際に動かしてタブレットの取り出し、格納操作を体験することができる貴重な存在です。

鉄道部品展示

 実際に使われていた鉄道車両や腕木式信号機の部品、鉄道標識や制帽などが所狭しと並べられています。

Nゲージジオラマ

 精巧に作り込まれたジオラマの中を、1/150サイズの鉄道車両が走り回ります。

プラレールレイアウト



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